1949年、香港生まれ。高校卒業後アメリカに移住、大学で映画制作を学ぶ。修士号習得後、香港ラジオテレビに入社。再渡米後、アメリカに生きる中国系移民の女性たちの愛と哀しみを描いた『ジョイ・ラック・クラブ』(93)で世界的に注目される。ベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞した『スモーク』(95)のようなインディペンデントの名作から、『地上(ここ)より何処かで』(99)『メイド・イン・マンハッタン』(02)などのハリウッド・メジャー作品まで、映画制作における独自のスタイルを確立している。『千年の祈り』(07)でサン・セバスチャン国際映画祭ゴールデンシェル賞(グランプリ)受賞。作家ポール・オールスターと親交が深く、『スモーク』『赤い部屋の恋人』(01)で共同脚本、『ブルー・イン・ザ・フェイス』(95)で共同監督をつとめた。新作『雪花と秘密の扇子』が2011年6月アメリカ・中国同時公開予定。目下、日本人作家と共に、日本(人)をモチーフとした次回作を構想中。
ウェイン・ワン