ホウ・シャオシェン

ホウ・シャオシェン

1947年、完東省梅県生まれ、幼少の頃に台湾に移住。1980年、監督デビュー。ナント三大陸祭りグランプリ受賞作『冬冬の夏休み』(84)、『恋恋風塵』(87)等、“台湾ニューシネマ”の旗手として注目を集める。1989年、『悲情城市』で中国圏映画として初めてヴェネチア国際映画祭グランプリ受賞。『戯夢人生』(93)でカンヌ映画祭審査員賞受賞。続く『好男好女』(95)で「歴史3部作」を完結後、『憂鬱な楽園』(96)、『フラワーズ・オブ・シャンハイ』(98)、『ミレニアム・マンボ』(01)、小津安二郎の生誕100年を記念した『珈琲時光』(03、一青窈・浅野忠信主演)、『百年恋歌』(05)と、常に新境地を開拓。2007年、アルベール・ラモリス監督の不朽の名作『赤い風船』(56)へのオマージュとして『ホウ・シャオシェンのレッド・バルーン』を製作。2005年東京国際映画祭にて第2回黒澤明賞受賞。台湾監督協会会長。最新作『聶隱娘』(妻夫木聡出演)を準備中。

出演者からのメッセージ

一青さんは、私の作品が初めての映画出演でした。私は映画監督で、彼女は歌手ですが、共に仕事をした後、今振り返ってこそ気づくことが、お互いにあるのではないかと思います。クリエーター同士ですから。また時間を経て育くまれた発見もあれば、それも楽しみです。 
私は、クリエーターとして“現実”にどんなふうに向き合うのか、をお話してみたいと思います。最近日本で公開された映画を見ても、時代と共に価値観が変ってきていることをひしひしと感じます。価値観の変遷に、クリエーターの表現の仕方も影響を受けるでしょうし、ただどんな環境にあり、いかなるストーリー設定だとしても、私は、今、目の前にある現実をどう捉えるかを考え続けています。
蓮實先生、大學での仕事をやめたら、私の映画に出演してくださるというお約束がありましたが、まだ覚えていらっしゃるでしょうか?(笑)
皆さんにお目にかかる日を楽しみにしています。

蓮實重彥

1936年東京生まれ。映画評論家、フランス文学者。1997年から2001年まで東京大学第26代総長。1985年から1988年まで季刊映画雑誌『リュミエール』の編集長を務める。主な著書に、『反=日本語論』(77、読売文学賞受賞)『凡庸な芸術家の肖像 マクシム・デュ・カン論』(89、芸術選奨文部大臣賞受賞)『監督 小津安二郎』(83、仏訳・フランス映画批評家連盟文芸賞受賞)他多数。近著に、『映画崩壊前夜』(08)『映画論講義』(08)『随想』(10)など。1999年、フランス芸術文化勲章コマンドゥール授章。http://www.mube.jp/

一青窈

ホウ・シャオシェン

1976年9月20日東京生まれ。台湾人の父と日本人の母の間に生まれる。慶應義塾大学環境情報学部(SFC)卒。 2002年、シングル「もらい泣き」で歌手デビュー。以降、全ての作品の作詞を手がける。代表曲に「ハナミズキ」など。2004年、映画「珈琲時光」に初主演、また、2008年には作・演出岩松了氏による音楽劇「箱の中の女」で主演を務め活躍の場を広げる。最新アルバムに『花蓮街』、昨年8月にはLIVE DVD『水花蝶-2LIVE DVD acoustic&orchestra』をリリース。今年5月より、全国ツアー「一青 窈 Tour 2011 頬づえ〜夕方早く私を尋ねて」の開催が決定している。http://www.hitotoyo.ne.jp

ニュース

2011.3.14
この度の東北地方太平洋沖地震により被害を受けられました皆様に心よりお見舞い申し上げます。この度の東北地方太平洋沖地震に伴う講演中止につきましては、余震が続くなか、電力供給問題、各国政府の日本への渡航自粛勧告など、様々な要因をふまえ、ご来場の皆さまならびに出演者の皆さまの安全を第一に考慮した結果での判断とさせて頂きました。すでに参加申込みをされた方、参加を予定されていた方、関係者の皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解ご了承を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。 またご不明な点などございましたらお問合せ下さいませ。 今後とも「JAPAN国際コンテンツフェスティバル(コ・フェスタ)」を宜しくお願い申し上げます。
2011.3.30
第3回ホウ・シャオシェン監督×蓮實重彦氏、一青窈氏のライブトークイベント動画を劇的3分間SHOWに掲載致しました。
2011.3.30
群像六月号(5月7日発売)にて、第3回ホウ・シャオシェン監督×蓮實重彦さんの対談の採録が決定致しました。

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